群馬県富岡市観光協会は、地域を支える「人」に焦点を当てて魅力をアピールするユニークな観光ポスター「富岡Villains(ヴィランズ)」を作成した。このポスターは、地元の飲食店や和菓子店の代表らをちょっぴりダークな雰囲気に包んで紹介する企画で、同協会は「『この人に会いたい』と富岡に来てもらうきっかけにしたい」と意気込んでいる。
「影の主役」としての地域住民
「ヴィラン」は直訳すると「悪役」だが、「影の主役」の意味もあり、「地域住民が世界遺産の富岡製糸場という主人公をさらに輝かせる影の主役」との思いが込められている。第1弾として、協会に所属する和菓子店や中華料理店、居酒屋、ホテルの社長ら5人が登場。いずれも怪しげなポーズで笑みを浮かべ、店や仕事の内容を挑発的でユーモラスなセリフでアピールしている。
掲示場所と今後の展開
ポスターは製糸場や観光案内所、市内の飲食店や宿泊施設、市内外の観光施設などに掲示されるほか、交流サイト(SNS)で広告を流して観光誘客を図る。協会の担当者は「製糸場は見学のリピーターが少ないことが課題。富岡の本当の魅力は人にある。建物を見る観光から、人に会いに来る観光を目指したい」と話している。



