美馬市初のSNSフォトコンテスト、最優秀賞に田尾山の大木と女性を捉えた作品
徳島県美馬市が市内の観光資源や風景を被写体に、SNS上で初めて開催したフォトコンテストにおいて、最優秀賞に「@kawazoekeita」さんの作品が選出されました。この作品は、田尾山山頂付近に茂る大木とその下でたたずむ女性、さらに山頂から望む市街地や吉野川の風景を巧みに切り取ったものです。
審査員が高く評価した自然の豊かさと景観の美しさ
審査員を務めた写真家の故島永幸さんは、コンテスト全体について「市の自然の豊かさと景観の美しさを再認識させられた」と述べ、最優秀賞作品に対しては「木はまるで美馬市を見守るようで、女性からは木への深い感謝や慈しみを感じさせる」と高い評価を与えました。また、故島さんは「コンテストが多くの人々に美馬市の魅力を伝える架け橋になったと確信する」とコメントし、イベントの意義を強調しています。
優秀賞と「いいね賞」の受賞作品も多彩な魅力を表現
次点の優秀賞は、以下の2部門で各2作品が選ばれました。
- 穴吹川部門: 穴吹川潜水橋を撮影した「@y.kawai_d6」さんの作品と、カラフルなライフジャケットを着けて川に入る人々を写した「@chizu8236」さんの作品。
- 観光施設・観光スポット部門: うだつの町並みと郵便車を配した「@cozicozi__」さんの作品と、木屋平の雲海や朝日を美しく表現した「@hana.shikoku」さんの作品。
さらに、インスタグラムの利用者から最も「いいね」を集めた作品に贈られる「いいね賞」は、うだつの町並みで昔の看板を前にほほえむ女性を撮影した「@monea_photo」さんの作品に決定しました。
コンテストの背景と今後の展開
このフォトコンテストは、美馬市が市内の観光資源や穴吹川の魅力発信と記録保存を目的に初めて企画したものです。昨年12月5日から今年1月31日までの応募期間中に、合計487点の作品が寄せられました。
受賞作品の展示は、2部門の入賞計10点を含む作品が、4月10日まで美馬市役所1階ロビーで行われています。また、全応募作品の一部は、市立図書館の「美馬の記憶デジタルアーカイブ」に掲載される予定で、地域の文化的記録として後世に残されることになります。
美馬市のこの取り組みは、SNSを活用した観光プロモーションの新たな手法として注目を集めており、地域の自然や文化の魅力を広く発信する効果的な事例となっています。



