福島の一本桜番付表2026年版発表、新入幕に「桃前のサクラ」が選出
福島の一本桜番付表発表、新入幕に「桃前のサクラ」

福島県の一本桜番付表2026年版が完成、新たな名木が幕内に加わる

福島県内の写真愛好家らで構成される「桜を愛するアマチュアカメラマンの会」は、2026年版の県内「一本桜」番付表を作成しました。この取り組みは、一本桜の大木が多く残る本県の魅力を広く発信することを目的としており、今回で26回目を迎えます。

横綱は不動、昇進と新入幕で番付に変化

横綱の座には、「滝桜」(三春町)、「紅枝垂地蔵桜」(郡山市)、「越代の桜」(古殿町)の3本が選ばれ、前回から変更はありませんでした。選定委員会は、樹齢100年以上であること、写真写りの良さ、地元での愛され具合などを基準に厳正な審査を行っています。

今年の主な変更点としては、西の大関だった「戸津辺の桜」(矢祭町)が東正大関に昇進し、西の関脇だった「諏訪神社のしだれ桜」(いわき市)が東正関脇に進みました。特に注目されるのは、二本松市戸沢にある樹齢約500年のエドヒガンザクラ「桃前のサクラ」が新入幕として選出されたことです。この古木は、地域の歴史を静かに語りかけるような存在として評価されました。

撮影マナーを守り、桜の魅力を楽しんで

同会の戸井田楽桜代表は、「一本桜は地域の宝です。撮影や見学の際には、マナーを守り、自然と調和しながら楽しんでいただきたい」と語っています。この呼びかけは、観光客や写真家に向けた重要なメッセージとして受け止められています。

読者プレゼントで番付表を配布

桜を愛するアマチュアカメラマンの会は、福島民友新聞の読者プレゼントとして、先着100人にA3判のオリジナル一本桜番付表を贈ります。希望者は、返信用封筒に住所と氏名を記入し、切手を貼って同封の上、郵便番号963-8851、郡山市開成3の16の18、一本桜番付表係まで郵送してください。この機会に、福島県の桜の美しさを手元に残すことができます。

この番付表は、単なるランキングではなく、地域の自然遺産を守り、次世代に伝える活動の一環として意義深いものです。毎年更新されることで、新たな名木の発見や保護の機運が高まることが期待されています。