和歌山・根来寺で「合格桜」が見頃 受験生応援の河津桜が咲き誇る
和歌山県岩出市にある新義真言宗総本山・根来寺の境内で、「合格桜」が見頃を迎えています。この桜は、受験シーズンに合わせて開花する早咲きの河津桜で、昨年2月に市観光協会によって植樹されました。
学問の寺の歴史にあやかり受験生を応援
根来寺は平安時代の高僧・覚鑁(かくばん)上人によって開かれた寺院です。覚鑁上人は学徳の高さで知られ、教えを学ぼうと多くの学僧が全国から訪れ、学問の寺として栄えた歴史があります。この由緒ある歴史にあやかり、受験生を応援しようという思いから「合格桜」の植樹が実現しました。
市観光協会の担当者は「根来寺は古くから学問の場として多くの人々が集まった場所です。その伝統を現代に受け継ぎ、受験に挑む若者たちを桜の花で応援したいと考えました」と語っています。
受験生応援グッズも販売中
岩出市では「合格桜」の開花に合わせて、受験生応援のための特別な取り組みも行われています。市内の道の駅3か所では、以下の合格祈願グッズが販売されています。
- 合格祈願の絵馬(根来寺などへ奉納可能)
- だるま消しゴム
- 各店舗のおすすめ商品で作る「合格セット」(税込み888円)
「合格セット」は縁起の良い数字である888円に設定されており、受験生へのエールが込められています。絵馬は購入後に根来寺などに奉納することもでき、より強い祈願が可能です。
地域全体で受験シーズンを盛り上げる取り組み
この「合格桜」プロジェクトは、単なる観光施策ではなく、地域全体で受験生を応援する文化を創出することを目指しています。根来寺の歴史的価値と現代の受験需要を結びつけることで、新たな地域の魅力を発信しています。
岩出市観光協会では「合格桜が今後も毎年この時期に美しく咲き、多くの受験生に希望を与える存在になってほしい」と期待を寄せています。現在、境内ではピンク色の花びらが春の訪れを告げており、訪れた人々の目を楽しませています。



