信夫山の山道を駆け上がる健脚レース 福男福女競走で高橋さんと橘内さんが優勝
福島市の信夫山で21日、暁まいり福男福女競走が開催され、男子優勝の「福男」に福島市の高橋良太さん(37)、女子優勝の「福女」に桑折町の橘内彩音さん(27)が輝きました。このイベントは福島青年会議所が主催し、大わらじを奉納する「信夫三山暁まいり」の初日に合わせて実施され、今年で12回目を迎えています。
約1.3キロの山道を駆け上がり健脚を競う
参加者たちは信夫山の麓にある大鳥居から羽黒神社まで、約1.3キロの山道を全力で駆け上がり、その健脚を競い合いました。昨年は夜間に行われましたが、安全の確保と多くの参加者に参加してもらうため、今年は日中に開催されました。この変更により、より幅広い年齢層や家族連れの参加も促され、イベントの活性化につながりました。
優勝者の喜びの声と今後の意気込み
市内の学校で教員を務めながら陸上競技を続ける高橋良太さんは、優勝後のインタビューで「家族や仲間に感謝したい」と笑顔を見せました。高橋さんは県総合スポーツ大会の3000メートル障害で2冠を手にしており、「この調子で3冠を狙いたい」と意気込みを語りました。一方、昨年はペア部門で優勝した経験を持つ橘内彩音さんは、「一人で山を登るのはつらかったが、優勝できてうれしい」と喜びを表現し、「自分の活躍が桑折町を知ってもらうきっかけになれば」と地元への思いを明かしました。
各部門で輝いた参加者たち
競走では、各部門で最も速かった参加者に贈られる部門賞も発表されました。
- ペア賞:栃木県の白戸勇喜さん(42)と咲依さん(15)
- 親子賞:白河市の真舩孝道さん(47)と優孝さん(10)
- コスプレ賞:福島市の阿部夢大さん(21)
これらの賞は、競走の多様性と参加者の個性を引き立て、イベント全体を盛り上げる要素となっています。特にコスプレ賞は、若い世代の参加を促進し、伝統的な行事に新たな風を吹き込む役割を果たしました。
暁まいり福男福女競走は、地域の伝統とスポーツを融合させたユニークなイベントとして、今後も多くの参加者を集め、福島県の活性化に貢献することが期待されています。主催者側は、安全面や参加者の利便性を考慮しながら、来年以降も継続的な開催を目指す方針です。



