千光寺山ロープウェイ、昨年度乗客数が過去最多61万9339人を記録
千光寺山ロープウェイ乗客数が過去最多61万人突破 (10.04.2026)

千光寺山ロープウェイ、乗客数が過去最高を更新し61万9339人に

尾道市は9日、同市の観光シンボルである千光寺山ロープウェイの2025年度乗客数が、61万9339人に達したと発表しました。この数字は、1957年の開業以来初めて60万人の大台を突破した記録的な数値であり、過去最多を更新する快挙となりました。

コロナ禍後の回復とインバウンド増加が追い風に

新型コロナウイルス感染症の影響を経た2023年度以降、同ロープウェイの乗客数は最多更新が続いています。2024年度の乗客数は50万9932人でしたが、2025年度には約10万人以上増加し、1.21倍の伸びを示しました。市の関係者は、「円安の影響などでインバウンド(訪日外国人客)が増えたことが後押しした」と分析しています。

実際、2024年に尾道市を訪れたインバウンド客は52万8300人で、前年の1.42倍に急増しました。2025年もこの傾向が継続していると見られており、市観光課は「インバウンドがSNSで発信した風景が、次の客を呼ぶ波及効果が出ているのでは」と推測しています。

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3分間の「空中散歩」が観光客を魅了

千光寺山ロープウェイは、標高144メートルの千光寺山の山頂駅と山麓駅を結んでいます。乗車中には、尾道水道やしまなみ海道、歴史的な寺社を眼下に望む絶景を楽しむことができ、約3分間の「空中散歩」として観光客に親しまれています。

運行は午前9時から午後5時15分まで、15分間隔で各駅を発車します。特に桜の季節や夏の「おのみち住吉花火まつり」などのイベント時には、営業時間が延長されることがあります。また、ケージに入れたペットとの同乗も可能で、家族連れやペット愛好家にも配慮されたサービスが提供されています。

今後の展望と市の取り組み

尾道市観光課は、「引き続き尾道観光を楽しんでもらえるよう、利便性アップに努めたい」と意気込みを語っています。観光客の増加に伴い、施設の混雑緩和やサービス向上への期待が高まっています。

この乗客数増加は、以下の要因が複合的に作用した結果と考えられます:

  • 円安によるインバウンド客の増加
  • SNSを通じた景観の拡散効果
  • コロナ禍後の観光需要の回復
  • 季節イベントやペット対応などの多様な魅力

千光寺山ロープウェイは、尾道市の観光産業を牽引する存在として、今後も多くの観光客を迎え入れることが期待されています。

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