横浜・関内で洋楽ライブレストラン「ハート&ソウル」が復活、60~80年代の名曲で盛り上がる
1960年代から80年代にかけての洋楽ヒット曲を生演奏で聴けるライブレストラン「ハート&ソウル」が、先月、横浜市中区の馬車道にて営業を再開しました。昨年末、入居していたJR関内駅前の商業施設「セルテ」の閉館に伴い、一度は営業を終えていましたが、再開を願う常連客らの熱い期待に応える形で、再びステージに明かりがともりました。
創業者と娘のデュエットで最高潮の盛り上がり
「皆さん、戻ってまいりました!」。3月下旬、創業者の原正行さん(67歳)がエレキギターをかき鳴らし、同店のステージに登場。娘の愛也美さん(37歳)と共に、70年代の名曲「September」をデュエットすると、客らはビール片手に音楽に合わせて踊り、店内の盛り上がりは最高潮を迎えました。
「ハート&ソウル」は1997年、ギター弾き語りミュージシャンとして活動していた正行さんが、横浜・関内のわずか17坪の小さな店で始めました。ビートルズをはじめとした60年代から80年代のロックやソウルなどの洋楽を、正行さんらが演奏し、次第に音楽好きが集まる人気スポットとなりました。
2度の移転を経てセルテ時代に発展、閉館後も常連客の声が後押し
その後、2度の移転を経て、2010年にはセルテに移転。約80坪の広い店内では、生の音楽を求める老若男女が毎晩のように集い、にぎわいを見せました。幼い頃からお店に遊びに来ていた愛也美さんも、「お店を盛り上げたい」という思いから、一緒にステージで歌うようになりました。
昨年末のセルテ閉館に伴い、お店は歴史にいったん幕を下ろしましたが、正行さんのもとには「行くところがなくなっちゃうでしょ、やめないでよ」という常連客の声が多く届いたといいます。正行さんは「こんなに愛されているんだと改めて気がついた」と感慨深げに語り、1月には馬車道での再開を決断。年齢を理由に、新しいお店のオーナーは愛也美さんにバトンタッチしました。
新店舗はセルテ時代の3分の2の広さ、ライブ文化の継承を目指す
現在の店舗は、セルテ時代の約3分の2の広さとなっていますが、正行さんは引き続きステージに立ち続ける意向です。「今まで通り目の前のお客さんを生演奏で喜ばせて、関内にライブ文化を残すことができたら」と、今後の展望を語りました。この復活は、地域の音楽シーンに新たな息吹をもたらすものとして期待されています。



