由布院温泉で観光辻馬車が春の運行を開始、地域の復興と観光振興を発信
大分県由布市の由布院温泉で、春の訪れを告げる観光辻馬車開きが1日、JR由布院駅前で行われました。この辻馬車は、12月末まで運行され、観光客に地域の魅力を伝える役割を果たします。
復興の象徴として始まった辻馬車、田園風景を巡る約4キロのコース
辻馬車は、1975年に発生した県中部地震からの復興を記念し、街の姿を観光客に発信するために始まりました。JR由布院駅を発着点とし、田園地帯や由布岳の美しい風景を楽しめる約4キロのコースを、約1時間かけてゆっくりと巡ります。
開きの神事の後、由布院温泉観光協会の太田慎太郎会長(45)は、「農村地帯を巡る辻馬車に乗って、観光のおもしろさを感じてほしい」と挨拶しました。関係者や地元の子どもたちを乗せた2台の馬車が、街中にひづめの音を響かせ、春の訪れを告げていました。
初体験の子どもも笑顔に、料金と運行スケジュールの詳細
初めて辻馬車に乗ったという由布院幼稚園の三浦寛人ちゃん(6)は、「馬が思ったよりも速くて、風が気持ちよかった」と顔をほころばせ、楽しい体験を語りました。
料金は、中学生以上が2500円、4歳から小学生が1800円です。運行は1日8便程度を予定しており、観光客の利便性を考慮したスケジュールとなっています。問い合わせは、市ツーリストインフォメーションセンター(0977・84・2446)まで。
この辻馬車は、地域の歴史と自然を結びつけ、春の観光シーズンを盛り上げる重要なイベントとして、多くの人々に親しまれています。



