世界が注目する刀剣の魅力
岡山県瀬戸内市にある刀剣専門の備前長船刀剣博物館が、外国人観光客の間で大きな注目を集めている。特にフランスやアメリカからの来館者が多く、2025年度の外国人来館者数は過去最高を記録した。その人気の理由は、国宝を間近で見られるだけでなく、熟練の職人による刀剣製作の作業風景を実際に見学できる点にある。
リニューアルで没入感を向上
同館は2026年3月、来館者の没入感を高めるために音響や映像を用いた展示を拡充した。さらに、英語とフランス語の説明文も新たに追加。リニューアルオープン当日には、フランスから30人以上の団体客が訪れ、大きな賑わいを見せた。また、リニューアルを記念して、備前刀の最高峰とされる国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」が期間限定で公開され、多くの来館者を魅了した。
フランスからは団体客が多く訪れる一方、近年来館者が増加しているアメリカからは個人客が多いという特徴がある。博物館では、今後もさらなる国際的な認知度向上を目指し、多言語対応や展示の充実を進める方針だ。



