懐かしの給料袋が教えてくれたお金の重みと仕事の尊さ
懐かしの給料袋が教えてくれたお金の重み

平成のいつの頃であったか。市内の百円均一コーナーへ封筒を買いに行った。封筒コーナーを見ていると、「給料」という文字の入った封筒が目についた。平成の時代に「給料袋」があるとは驚きであった。若い頃が思い出された。

初めての給料の思い出

社会人となり、会社勤めの身となった私が初めて給料を上司から手渡された。恭しい心持ちでいただいたものだった。それから数年後、給料は銀行振り込みとなり、カードを使って下ろすものとなった。給料袋はともかく、銀行のATMコーナーには銀行の名入りの袋がある。

石垣りんの詩がよみがえる

女性詩人、石垣りんさんの名詩の一つに「月給袋」なる詩がある。その詩が頭に浮かぶ。給料袋を手にするのは何十年ぶりであろうか。懐かしさもあり、私は封筒とともに給料袋を1つ買った。

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給料袋が教えてくれたこと

家で給料袋を手にして来し方を振り返る。思えば私は随分とバカげたお金の使い方をしたことがある。お金の大切さが分かっていなかったのだ。私はパートの給与日にはバッグに給料袋を忍ばせる。ATMから下ろした給料を袋に入れる。1カ月の仕事の苦労とその代価としての給料の重さが身にしみる。

給料袋は、単なる封筒ではない。そこには、労働の対価としての尊さと、人生の重みが詰まっている。デジタル化が進む現代だからこそ、あえてアナログな方法でお金と向き合うことで、感謝の気持ちを新たにしている。

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