西武が今季初の勝ち越し「1」、現役ドラフト加入の平沢大河が体現する「打破」
西武が今季初の勝ち越し、平沢大河が体現する「打破」

パ・リーグトップのチーム打率を誇る西武打線には、自信がみなぎっている。5月8日、埼玉西武ライオンズは本拠地で東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦し、4対2で勝利。今季初めての勝ち越し「1」を記録した。

六回の集中打が試合を決める

垣間見えたのが六回、1死二塁の好機だ。4番のネビンが勝負を避けられ、林安可が左打席へ。2球で追い込まれても、「低めの変化球に惑わされなかった」。落ちる球を続けて見送ってフルカウントに持ち込み、浮いた速球を捉える。ライナーが左中間を破り、2点を先制した。

続く平沢も冷静にボールを見極めてから、甘く入った変化球を一振り。追加点を奪い、試合の流れを決定づけた。

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西口監督の「打破」スローガン

「守るだけじゃ勝てない。打って打って上を目指していく」。就任2年目の西口監督は年明けにそう語った。昨季まで2年連続でリーグ最低の打率を記録し、チームはBクラス。今季はスローガンに「打破」を掲げ、守備重視だった昨季から方針を転換した。

競争が活力を生んでいる。この日打点を挙げた林は、同じく新加入のカナリオや若手の長谷川と外野手の定位置を争う。28歳の平沢は現役ドラフトでロッテから加入して2年目。「打たなきゃ出られないんで」。進退をかけてシーズンに臨んでいる。

2ケタ安打で勝ち越し

西武打線はこの日2ケタ安打を記録し、六回以降の点の取り合いを制した。西口監督は「まだまだ5月なんで」と冷静だが、2018、19年とリーグ連覇した「山賊打線」の復活を予感させる打撃を見せている。

平沢大河は現役ドラフトという制度を体現する存在だ。ロッテでは出場機会に恵まれなかったが、西武に移籍後は持ち前の打撃センスを発揮。チームの新たな戦力として存在感を高めている。

西武打線は今後も競争を続けながら、上位進出を目指す。攻撃的な姿勢が実を結びつつある。

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