「強いじゃないか!」ヤクルトが12球団最速で貯金10に到達、1997年以来の快挙
ヤクルトが12球団最速で貯金10に到達

「強いじゃないか!」――試合後、ヤクルトのベンチ裏に選手たちの声が響き渡った。23日、神宮球場で行われた広島東洋カープとの一戦で、ヤクルトスワローズが2対0で勝利を収め、4カード連続の勝ち越しを果たした。この結果、チームの勝ち越し数を示す「貯金」は12球団最速で10に到達。球団では1997年以来、4月中に貯金10を達成した。

攻守がかみ合った試合展開

試合は投手戦の様相を呈したが、五回に均衡が破れる。2死走者なしの状況から長岡秀樹が四球を選び、続くサンタナが右中間へ先制の2ランホームランを放った。サンタナはコンディション不良で試合中の交代が続いていたが、この一打はチームに大きな勢いをもたらした。

その直後、サンタナが退き、代わりに赤羽由紘が左翼の守備に就くと、すぐさま好守を披露する。2死二塁の場面で、広島・小園海斗の安打で本塁を狙った二塁走者の菊池涼介に対し、赤羽が好返球でタッチアウトに仕留めた。このプレーで追加点を防ぎ、流れをヤクルトに引き寄せた。

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指揮官のコメント

池山隆寛監督は試合後、「序盤はチャンスをものにできなかったが、いいところで出たホームランは大きかった」とサンタナの一打を評価。貯金10についても「まだこの貯金を増やせるように、1試合ずつやっていくだけ。負ければまた10に挑戦しないといけない。一つ一つですね」と淡々と語り、慢心を見せなかった。

シーズン前の評価を覆す快進撃

シーズン開幕前、ここまで順調に白星を重ねるヤクルトを想像した人はどれほどいただろうか。主砲の村上宗隆が大リーグ・ホワイトソックスに移籍し、春季キャンプ以降は山田哲人ら故障者も続出。心配する声が多かったが、蓋を開けてみれば、そんな不安を微塵も感じさせない戦いぶりが続いている。

投手陣も安定しており、先発の高梨裕稔は六回途中まで無失点と好投。ピンチを招いて降板したものの、「チームは勝てたし、ゲームも作れた。次はもっと長く投げられるようにしたい」と次回登板を見据えた。

ヤクルトの快進撃はまだ続きそうだ。貯金10をさらに増やし、1997年以来の日本一を目指す戦いが注目される。

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