巨人・山崎伊織がキャンプで好投 阿部監督も準備の良さを評価
巨人=那覇 読売ジャイアンツの山崎伊織投手が、沖縄・那覇での春季キャンプにおいて、実戦形式の打撃練習に初登板し、見事な投球内容を披露しました。打者10人と対戦した結果は2安打3三振で、特に重点的に磨いてきた球威が光る投球となり、阿部慎之助監督からも高い評価を得ました。
打者を圧倒する速球主体の投球
山崎投手は1ボール1ストライクからのスタートで、打者との対決に臨みました。1人目の打者である甲斐選手に対しては、真っすぐでファウルを打たせて追い込み、捕手の岸田選手が出した変化球のサインに2度首を振らせた後、外角の直球で内野ゴロに仕留めています。速球を主体に押し込む投球スタイルで打者を打ち取っていきましたが、時間が空いて臨んだ2巡目では、力みから球が高めに抜ける場面も見られました。
山崎投手自身は「実戦ではイニングを投げるため、精度を上げていかないといけない」と反省点を口にし、現状に満足しない姿勢を示しました。昨季チームトップの11勝を挙げた先発の柱として、順調な調整ぶりを印象づける内容となりました。
監督と捕手からの信頼の声
阿部監督は山崎投手の投球について、「しっかり準備してくれたんだな、というのは見えた。これを持続してほしい」とコメントし、キャンプ前からの準備の良さを評価しました。また、今キャンプのブルペンでも度々球を受けてきた捕手の岸田選手は、「昨季より手元での強さを感じる。練習でも試合をイメージして、丁寧に投げている。そういう積み重ねが試合につながっていく」と感心する様子を見せています。
課題と真摯に向き合い、妥協なく練習を重ねる山崎投手の姿勢は、現状維持を良しとしない27歳の右腕らしいものです。彼は「そう簡単には良くならない。やることはたくさんある」と語り、チームを導くエースになるべく、貪欲にレベルアップを図っていく決意を表明しました。
春季キャンプの早い段階で好調をアピールした山崎投手の今後の活躍が、ファンや関係者から大きな期待を集めています。新たなシーズンに向けて、着実に準備を進める巨人のエース候補の成長が注目されます。