ミラノ・コルティナ五輪 二階堂蓮が銀メダル ジャンプ台との相性は良好も微差で金逃す
ミラノ・コルティナオリンピックのスキージャンプ競技は、2月14日に男子個人ラージヒルが行われ、二階堂蓮(日本ビール)が合計295.0点で見事な銀メダルを獲得しました。この結果は、個人ノーマルヒルと混合団体で既に銅メダルを手にしていた二階堂にとって、今大会3個目のメダルとなります。優勝はドメン・プレブツ(スロベニア)が収め、日本の小林陵侑(チームROY)は6位、中村直幹(フライングラボラトリー)は16位に終わりました。
二階堂蓮のジャンプ分析 1回目は完璧も2回目に課題
二階堂蓮の銀メダルへの道のりは、得意とするラージヒルで印象的なパフォーマンスから始まりました。1回目のジャンプでは、140メートルを記録し、助走から踏み切りまでのスムーズな動きが光りました。この飛躍は、後続のプレブツらに大きなプレッシャーを与えるものでした。
しかし、2回目は136メートル50と、わずかに飛距離を落としました。金メダリストの解説によれば、空中でスキーが少しだけ立ってしまい、ブレーキがかかった状態で上体が前のめりになったことが原因です。この誤差により、最後の数メートルの伸びが不足し、金メダルを逃す結果となりました。
専門家は、直前にプレブツがヒルサイズを超えるジャンプを見せたことで、二階堂が飛距離を出そうと踏み切りで余計な力が入った可能性を指摘しています。わずかなタイミングのずれが、惜しいジャンプに繋がったのです。
初出場で3メダル 好調さは変わらずスーパー団体に期待
初のオリンピック出場にもかかわらず、二階堂蓮は既に3個のメダルを獲得し、その好調さは衰えていません。特に、斜面が緩やかなプレダッツォのジャンプ台は、彼の飛び方と相性が良く、今後の競技でも強みを発揮できると見られています。
一方、小林陵侑はジャンプ台の攻略に苦戦している様子でしたが、この日の2回目はしっかりと合わせてきました。安定した実力を持つ二人が揃うスーパー団体では、日本が金メダルの最有力候補として期待されています。長野五輪の団体金メダリストも、この点を強調しており、チームとしての連携が鍵を握ると述べています。
ミラノ・コルティナオリンピックは、スキージャンプをはじめとする冬季競技が熱戦を繰り広げており、日本の選手たちの活躍が続いています。二階堂蓮の銀メダルは、その中でも特に注目される成果の一つです。