ミラノ・コルティナ五輪 スノボ女子ハーフパイプ 小野光希が銅メダル、清水さらは4位に
ミラノ・コルティナオリンピックは12日、スノーボード女子ハーフパイプ決勝が行われ、小野光希(バートン)が85.00点で銅メダルを獲得しました。同種目の日本勢では、前回北京大会で銅メダルを取った冨田せな(宇佐美SC)に続き、2大会連続のメダル獲得となりました。優勝はチェ・ガオン(韓国)が90.25点で飾り、3連覇を狙ったクロエ・キム(米国)は88.00点で2位に終わりました。
日本勢が健闘 3~5位を独占
日本勢は、清水さら(TOKIOインカラミ)が4位、工藤璃星(同)が5位、冨田せなが9位と、上位を占める活躍を見せました。特に小野以下3~5位を日本選手が独占したことで、チーム全体の力の高さが示されました。
清水さらと小野光希の差は「高さ」にあり
表彰台を逃した清水さらは、3回目の演技で84.00点をマークし4位に浮上しましたが、エアの高さが不足した点がマイナス材料となった可能性があります。小野光希が銅メダルを決めた1回目の演技では、最高到達点が3.5メートル、平均高さが3.0メートルだったのに対し、清水の3回目は最高2.9メートル、平均2.0メートルと低く、ハーフパイプでは高さを維持することが良い演技の大前提であることを改めて浮き彫りにしました。
演技の多様性が必須に 競技レベルが向上
昨年3月の世界選手権以降、男女ともに自分らしいスタイルや演技の多様性が加点の鍵となっており、今回も多くの選手が独自の跳び方やルーチンにこだわりました。競技レベルは4年前の北京五輪に比べて一段階上がった印象で、例えばチェ・ガオンは3回目の最初のトリック「スイッチバックサイド900」で予選より回転数を増やし、技のバラエティーを示す攻めた構成で勝利を掴み取りました。
ハーフパイプでは、つま先だけでなくかかと側のエッジでの踏み切りや繊細な板の使い方、連続した回転技などが重要視されるようになり、選手たちは技術の進化を競っています。日本勢は十分に力を発揮したと言え、今後のさらなる成長が期待されます。