ニューヨーク市場で円が153円台前半に下落、米物価指数の影響で動揺
2026年2月13日、ニューヨーク外国為替市場において円相場が下落し、1ドル=153円台前半を記録しました。午前8時40分現在のレートは、前日比32銭の円安・ドル高となる1ドル=153円05~15銭で取引されています。ユーロ相場は1ユーロ=1.1863~73ドル、また181円67~77銭となりました。
為替介入への警戒感が反動を生む
ここ最近、円安是正を目的とした為替介入への警戒感から、市場では円買い・ドル売りが進んでいました。しかし、この動きに対する反動として、本日はドル買いが優勢となり、円安方向に圧力がかかりました。投資家たちは、当局の介入可能性をにらみつつ、慎重な姿勢を維持しています。
米消費者物価指数の発表が一時的な円買いを誘発
朝方に発表された2026年1月の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想を下回る結果となりました。この発表を受けて、一時的に円買いが進む場面も見られました。物価上昇率の縮小は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に対する見通しに影響を与える可能性があり、市場参加者の注目を集めています。
しかし、全体としては為替介入への懸念が強く、円安基調が持続しています。今後の動向については、米国の経済指標や中央銀行の動向、さらに為替当局の姿勢が鍵を握ると見られています。市場関係者は、引き続きデータの発表と政策動向に注視する姿勢を示しています。