ミラノ・コルティナオリンピック、ショートトラックで日本選手が苦戦
2026年2月12日、ミラノ・コルティナオリンピックでは各地で競技が行われ、ショートトラックでは日本選手が厳しい戦いを強いられた。男子1000メートルでは吉永一貴選手(トヨタ自動車)が準々決勝で4着となり、準決勝進出を逃した。女子500メートルでは金井莉佳選手(日本大学)も準々決勝で3着に終わり、敗退が決定した。
吉永一貴、判断力の課題を指摘
3大会連続出場の吉永選手は、レース終盤に競り負ける結果となった。序盤から3番手あたりをキープし、「前の選手が最後に減速すると思った」と好機を狙ったが、想定通りには進まず、最終周で内側から抜かれて組4位に沈んだ。レース中は冷静さを保った自身を評価しつつ、残りの個人種目とリレーに向けて、「『抜くか、抜かないか』の選択を先送りせず、スパスパと決められるかが課題」と語り、判断力の向上を課題として挙げた。
金井莉佳、世界トップとの実力差を痛感
一方、金井選手は準々決勝で「レースに参加できなかった」と述べ、世界トップ選手との実力差を率直に認めた。このレースで五輪新記録をマークし金メダルを獲得したクサンドラ・フェルゼブール選手(オランダ)らにスタート直後に引き離され、そのままゴール。金井選手は、「これ何秒(でゴールするの)ですか?って感じだった。みんな、脚を速く動かさなくてもスピードが出ている。(自身の)滑りを見直す参考になった」と振り返り、技術面での見直しを決意した。
今回の結果は、日本ショートトラック界が世界の強豪と対峙する上での課題を浮き彫りにした。選手たちは残る競技で捲土重来を期しており、今後の活躍に注目が集まる。