リュージュのドイツペア、最後の五輪で7個目の金メダルを獲得
2026年ミラノ・コルティナオリンピックにおいて、リュージュ競技でドイツの黄金ペアが圧倒的な強さを見せつけた。12日に行われたチームリレーで、トビアス・ウェンドルとトビアス・アルトのコンビが優勝し、同種目が採用された2014年ソチ大会から続く4連覇を達成したのである。
リュージュ史上最多となる通算7個の金メダル
今大会が最後のオリンピック出場となるウェンドル、アルト組は、この勝利によりリュージュ競技において男女を通じて最多となる通算7個目の金メダルを手にした。ともに38歳という年齢を重ねながらも、その実力は全く衰えを見せていない。
「バイエルン・エクスプレス」の異名を持つこの二人は、同じトビアスという名前を持つ稀有なコンビである。リュージュの2人乗りは、協調してそりを操作する完璧なチームワークが勝利の鍵を握る種目だ。ウェンドルは「私たちはそれぞれ異なる長所を持っており、互いに追い付こうと努力し続けてきた」と、パートナーへの深い信頼を語っている。
練習から苦しめられたコースで圧巻の滑りを披露
この日のレースでは、練習段階から苦戦を強いられてきたコースにおいて、抜群の連携を見せつける滑りを披露。アルトは「努力が報われた瞬間だ。信じられない気持ちでいっぱいだ」と感激の表情を浮かべた。
ウェンドルも「これまで獲得した金メダルにはそれぞれ特別な思い出があるが、アルトがこれほどまでに感情をあらわにしている姿を見たことはなかった」と、万感の思いを口にしている。長年にわたるパートナーシップの絆が、この感動的な瞬間をより一層輝かせたのである。
ドイツ勢のメダル獲得状況
今大会におけるドイツリュージュチームの活躍は目覚ましく、この金メダルを含めて合計5個のメダルを獲得している。内訳は金メダルが3個となっており、ドイツ勢の強さが改めて証明される結果となった。
年齢を重ねても変わらない強さを見せつけたウェンドル、アルト組。彼らの最後のオリンピックでの輝かしい勝利は、リュージュ競技の歴史に新たな1ページを刻むものとなった。