ミラノ・コルティナ五輪で山田琉聖が銅メダル、19歳の初出場で独自スタイル貫く
山田琉聖、初出場で銅メダル 19歳が独自スタイル貫く (14.02.2026)

ミラノ・コルティナ五輪、スノーボード男子ハーフパイプで日本勢が活躍

ミラノ・コルティナオリンピックは13日、各地で競技が行われ、スノーボード男子ハーフパイプ決勝では日本選手が大健闘を見せた。戸塚優斗選手(ヨネックス)が95.00点で金メダルを獲得し、山田琉聖選手(JWSC)は92.00点で銅メダルを手にした。この種目では、前回の北京大会で平野歩夢選手(TOKIOインカラミ)が金メダルを獲得しており、日本勢は2大会連続の優勝を達成。さらに、日本選手の表彰台入りは4大会連続という快記録となった。

19歳の山田琉聖、初出場で堂々の銅メダル

歴代最強と呼ばれる日本男子スノーボード界において、平野歩夢選手や戸塚優斗選手、平野流佳選手(INPEX)といった実力者たちの陰に隠れていた山田琉聖選手が、初出場で堂々と銅メダルを獲得した。19歳の若き選手は、表彰台に立った瞬間、「自分のルーチンを貫けて3番手になれたのは、すごく純粋にうれしい気持ち」と笑顔を見せた。

山田選手のルーチンは、高回転技に過度に依存せず、独創性のあるトリックで観客を沸かせるスタイルが特徴だ。オリンピックの決勝という大舞台でも、そのスタイルを存分に発揮。代名詞のトリックである「マックツイスト」(長い滞空時間で板をつかみながら前方宙返りする技)を軸に、決勝1回目では「キャブダブルコーク1440」(通常とは逆足を前にするスタンスで、縦2回転、横4回転)を成功させ、好発進を飾った。

独自のスタイルを貫き、五輪を満喫

高回転技が主流となる中、初出場のオリンピックでも独自のスタイルを貫いた山田選手は、大会を振り返り、「自分がやってきたことが間違っていなかったということがわかった大会だった」と語った。銅メダルを首にかけながら、「一通り、五輪を楽しめました」と声を弾ませ、その喜びを表現した。

この結果、日本勢は表彰台を独占し、平野流佳選手が4位、連覇を狙った平野歩夢選手は7位となった。山田選手の銅メダル獲得は、日本スノーボード界の層の厚さを改めて示すものとなった。