福島民友の日が双葉町で開催、新聞紙活用で防災意識高める
東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)において、14日にイベント「福島民友の日」が実施されました。この催しは、新聞に親しみながら震災への理解を深めることを目的としており、震災から15年という節目に合わせた企画として注目を集めています。
特別語り部の講話で震災の教訓と復興の現状を学ぶ
イベントでは、震災報道に長年携わってきた記者による「特別語り部」の講話が行われ、来場者は熱心に耳を傾けました。講話を通じて、震災当時の状況やその後の復興プロセス、現在の課題などが詳細に語られ、参加者は震災の教訓を改めて学び取る貴重な機会を得ました。
新聞紙ワークショップで防災グッズ作りを体験
福島民友新聞社が推進する「知を育むプロジェクト」の一環として、福島イノベーション・コースト構想推進機構との共催で新聞紙活用ワークショップが開催されました。来場者は、新聞紙を使用して災害時に役立つスリッパやエコバッグの製作に挑戦し、実用的な防災スキルを身に付けました。
ワークショップに参加した郡山市在住の兄弟、中学2年生(14歳)と小学5年生(11歳)は、「新聞紙には想像以上に多様な使い道があることを知り、驚きました。作ったスリッパは思ったよりも丈夫で、災害時にも活用できそうだと実感しました」と感想を述べ、体験を通じて防災への意識が高まった様子でした。
このイベントは、震災の記憶を風化させず、次世代へ継承していくための重要な取り組みとして位置付けられています。参加者たちは、新聞という身近なメディアを介して、震災の歴史と復興の歩みを深く理解する一日を過ごしました。



