栃木県足利市周辺で活動するアマチュア映像作家の作品を一堂に集めた「第15回市民手作り映像祭」が14日、足利市助戸仲町の助戸公民館ホールで開催される。地域の記憶や人々の思い、自然、歴史を映像で伝える最長15分の短編11作品が並ぶ。作者と鑑賞者が語り合いながら鑑賞でき、インターネット動画とはひと味違う体験ができる。入場無料。
シベリア抑留者の命日を追悼
足利映像クラブが企画した。上映作品はすべて新作かリメーク初公開。目玉は、シベリア抑留者の21年目の命日に追悼する家族や関係者の姿を映像化した「浜田唯次郎21年目の命日」。戦争の悲劇を風化させたくないという撮影者・堀浩さん(65)の思いが伝わってくる。
平和展復活や五段滝の復活も
「足利平和展 復活!」はクラブ代表の石川勝さん(71)の作品。太平洋戦争中の地元の空襲を学び、まちを行進する場面を撮影し、平和について考える内容だ。
「枯れ葉に埋もれた五段滝が復活!」は、足利市小俣北町の五段滝を題材に、衛府自衛さん(65)が地元の自然の魅力を見つめ直した作品。
初出品2人、スマホやドローン活用
初出品者は2人。「助戸東山散歩のススメ」は、散歩で地域の魅力を再発見した池田威治さん(72)がスマートフォンで撮影。長林寺の四季折々の風景を美しく切り取った「四季彩の杜・山川長林寺」は、長島正典さん(68)がドローンを駆使して映像化した。
石川代表は「地域に根差した手作り映像ならではの温かさを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
上映時間・問い合わせ
上映は午前10時~午後0時40分と、午後1時半~同4時10分の2部制。問い合わせは石川代表=電090(5324)4258=へ。



