上毛電鉄、交通系IC導入で定期外利用が17%増加 県議会で好調な成果を報告
上毛電鉄ICカード導入で定期外利用17%増 県議会で報告

上毛電鉄の交通系ICカード導入で定期外利用が大幅に増加

群馬県は10日、県議会総務企画常任委員会において、上毛電鉄で「Suica(スイカ)」などの交通系ICカードを導入した結果、定期外利用者が前年比で約17%増加したことを明らかにしました。この発表は、地域公共交通の利便性向上を目指す取り組みの一環として行われました。

導入1か月間の収入も約15%伸びる

導入から1か月間(1月15日~2月14日)の集計によると、定期外利用による収入も約15%伸び、好調なスタートを切っています。県交通イノベーション推進課は、「導入直後であることを考慮しても、これは非常に好調な数字だ」と評価しています。この成果は、乗客の利便性向上が需要拡大につながったことを示唆しています。

通学定期への対応は見送り、遅延懸念が背景に

一方、上毛電鉄では、交通系ICカードの利用は通勤定期のみに限定されており、通学定期には対応していません。その理由として、通学定期利用者が全体の約50%を占める中、無人駅で降車する際に車内の機器へのタッチが集中することで、遅延が懸念されたためと説明されています。この決定は、運行効率を優先した結果と言えます。

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高校生の利便性向上を求める声が県議会で上がる

県議会では、高校生の利便性向上を求める意見も出されました。これを受けて、群馬県はウェブサービス「GunMaaS(グンマース)」を通じた高校生向け定期券販売を、新年度に実施できるよう調整を進めています。この取り組みは、若年層の公共交通利用促進を目指すものです。

上毛電鉄の交通系ICカード導入は、地域の交通インフラの近代化を推進する重要な一歩となりました。今後も、利用者のニーズに応じたサービス拡充が期待されます。

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