南海電鉄「天空」列車が定期運行終了 17年の歴史に幕、新列車「GRAN天空」が4月から運行開始
南海電鉄「天空」列車が定期運行終了 新列車「GRAN天空」が4月から (20.03.2026)

南海電鉄「天空」列車が17年の歴史に幕 定期運行を終了

大阪と世界遺産・高野山の麓を結ぶ南海電鉄高野線で運行されてきた観光列車「天空」が、2026年3月20日をもって定期運行を終了しました。和歌山県高野町にある極楽橋駅では、この日、定期運行終了式典が開催され、多くの利用客や鉄道ファンが集まり、別れを惜しみながら最後の運行を見守りました。

約44万人を運び、山あいの風景が人気

「天空」は橋本駅から極楽橋駅までの区間を走行する2両編成の観光列車で、総座席数は76席となっています。2009年7月に定期運行を開始して以来、約44万人もの乗客を運んできました。特に、山あいの美しい風景を存分に楽しめる窓側に向いた座席や、開放感あふれる展望デッキが多くの人々から愛され、高い人気を博してきました。

南海電鉄の吉田実部長は式典で、「17年間にわたり、『天空』を支えてくださった全てのお客様や沿線地域の方々に心から感謝申し上げます」と挨拶し、長年にわたる支援に対する謝意を表明しました。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

新たな観光列車「GRAN天空」が4月から運行開始

「天空」の定期運行終了に伴い、南海電鉄では新たな観光列車「GRAN(グラン)天空」の運行を2026年4月24日から開始する予定です。これにより、高野山への観光ルートは新たな魅力を加えることになります。

なお、従来の「天空」列車は、今後も団体専用列車として不定期での運行が継続されることが発表されています。これにより、一部のツアーやイベントでは、引き続きこの人気列車を体験できる機会が残されることになります。

式典に参加した鉄道ファンの一人は、「『天空』の窓から見る景色は本当に特別でした。多くの思い出が詰まった列車との別れは寂しいですが、新たな『GRAN天空』にも期待しています」と語り、新旧の列車への思いを込めていました。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ