中央線なし道路の法定速度引き下げ、9月1日から時速30キロに
道路交通法施行令の改正に伴い、9月1日から中央線のない道路などで法定速度が時速30キロに引き下げられることになった。これを受け、佐賀県警交通規制課は佐賀市のゆめタウン佐賀で街頭キャンペーンを実施し、新ルールの周知徹底を図った。
県警が生活道路の安全確保を呼びかけ
キャンペーンは今月上旬に行われ、佐賀県警交通規制課や佐賀北署、佐賀市生活安全課などから計約20人の関係者が参加。引き下げが開始される日付や該当する場所を詳しく紹介するチラシを配布し、ドライバーへの理解を求めた。
県警交通規制課の上原且麻課長は「生活道路における歩行者の安全確保が、新しい法定速度引き下げの趣旨です。特に子どもや高齢者が多い地域では、速度抑制が事故防止に直結します。地域の皆様にはこの趣旨を十分に理解していただきたい」と語った。
買い物客も安全運転を誓う
キャンペーン会場を訪れた福岡県大木町からの買い物客(71歳)は「今後は速度を落として、より一層運転に気をつけていきたいと思います。近所の道路でも子どもが飛び出してくることがあるので、このような規制は歓迎です」と感想を述べた。
今回の法定速度引き下げは、全国的に生活道路の交通安全向上を目的とした取り組みの一環。中央線が引かれていない道路や狭い路地など、歩行者と車が共存する空間での事故リスク低減が期待されている。
佐賀県警では、9月1日の施行日に向けて引き続き啓発活動を強化し、ドライバーへの注意喚起を継続していく方針だ。また、速度違反取締りの強化も検討しており、安全な交通環境の実現を目指す。



