新潟―但馬チャーター便初運航 ツアー客39人が1時間20分の空路で城崎温泉へ
新潟―但馬チャーター便初運航 ツアー客39人が城崎温泉へ (17.03.2026)

新潟―但馬間チャーター便が初運航 地方空港連携で観光活性化

兵庫県豊岡市の但馬空港と新潟空港を結ぶ初のチャーター便が17日に運航されました。新潟空港を拠点とする航空会社「トキエア」のATR42-600型機(46人乗り)が但馬空港に飛来し、県や空港関係者らがツアー客を出迎えました。

約5年ぶりの新規旅客機 航空ファンも集結

但馬空港の定期便は1994年の開港以来、大阪路線のみで、県は2020年度以降、新規路線の可能性を探る目的で地方空港への直行チャーター便を運航しています。兵庫、新潟両県が連携事業に取り組んでいることから、新潟空港を選んだとされています。

この日は、城崎温泉などを訪れるツアー客39人を乗せて新潟空港を飛び立ち、約1時間20分で但馬空港に到着しました。折り返し便にも新潟県内を観光する39人が乗り込み、復路のチャーター便は19日に運航されます。

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「飛行機だったら近い」 ツアー客から喜びの声

新潟県三条市から夫婦で訪れた73歳の男性は「城崎温泉に行きたかったが、交通の便が悪く、今回のチャーターを利用した。飛行機だったら近いですね」と喜びを語りました。この発言は、地方間移動の新たな選択肢として航空便が注目されていることを示しています。

トキエアは2024年に運航を開始した独立系の航空会社で、地上スタッフを但馬空港に派遣してチャーター機の就航を実現させました。同空港に定期便を運航する「日本エアコミューター」以外の旅客機が降り立つのは約5年ぶりとなり、展望デッキには航空ファンも集まりました。

県「ローカル・トゥ・ローカルを活性化手段に」

兵庫県土木部の大谷浩司次長は「但馬空港の利活用を進めていく上で、ローカル・トゥ・ローカル(地方から地方へ)というのも一つの活性化の手段だと思っている」と述べ、チャーター便の運航を今後も続ける考えを示しました。

この取り組みは、地方空港の存続と地域経済の活性化を目指すもので、観光需要の掘り起こしや交通アクセスの改善に寄与することが期待されています。兵庫県では、但馬空港を中心とした新たな交通ネットワークの構築を進めていく方針です。

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