ヒグマとの共存目指す「クマ活」、斜里町で草刈り活動に道内外50人参加
ヒグマ共存「クマ活」斜里で草刈り、50人参加

ヒグマが人の生活圏に侵入するのを防ぐため、知床半島の斜里町ウトロ地区で6日と7日の両日、ヒグマの隠れ場所となる草やぶの刈り取り作業が実施された。この活動は人とクマの共存を目指す「クマ活」の一環で、地元でホテルを経営する「北こぶしリゾート」が参加者を募った。

草刈りで見通し改善

6日は、実際にヒグマが出没したことのある国道334号沿いの崖下で草刈りが行われた。金融機関や旅行会社の社員など、道内外から約50人が集まった。

実演で効果を確認

初めに、「クマ活」を担当する北こぶしリゾートの村上晴花さん(31)が草刈りの効果を実演した。実物大のヒグマのシルエットをかたどった赤いパネルを草やぶに隠し、周囲の植物を刈り取るとパネルが姿を現す様子を示した。

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参加者の感想

参加者は刈り込みばさみを使い、密生するフキやイタドリを一斉に刈り取った。約2時間で周囲の見晴らしが良くなった。福岡県から参加した佐事美咲さん(31)は「観光に関わる人たちが一緒に環境を守る活動をしているのは素晴らしい」と笑顔を見せた。

専門家の評価

ヒグマに詳しい酪農学園大学の佐藤喜和教授も参加し、「実際に草刈りに参加することで、ヒグマ対策が市民にとって身近な問題だと実感できる重要な活動だ」と高く評価した。

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