埼玉県警は2026年6月12日、トヨタ自動車のSUV「ランドクルーザープラド」を盗んだとして、窃盗などの疑いで東京都新宿区の自称建設業・安藤泰樹容疑者(29)を追送検した。安藤容疑者は同罪などで既に公判中である。
CANインベーダーを使用した手口
県警は既に、共謀したとして別の男(37)を逮捕している。両容疑者は2023年6月から2025年6月にかけて、9都県で同様の盗みを約550件繰り返したとみられ、被害総額は約16億円を超えると確認されている。
追送検容疑は、車や現金など計9億円相当を盗んだというもの。県警によると、車の制御システムに侵入して解錠する「CANインベーダー」と呼ばれる機器を押収しており、この手口で窃盗を繰り返していたとみている。
自動車盗の現状
警察庁のまとめでは、2025年の自動車盗の認知件数は6386件で4年連続の増加となった。車種別ではトヨタ車が上位を占め、ランドクルーザーが1177台と最多で、プリウス424台、アルファード303台と続く。盗難車は、車解体の作業場「ヤード」に持ち込まれ、海外に不正に輸出されている実態がうかがわれる。



