横浜市元教諭、女児へのわいせつ行為と盗撮画像共有を全面的に認める
教員グループによる盗撮画像共有事件で、不同意わいせつや性的姿態撮影処罰法違反などの罪に問われた横浜市立小学校の元教諭、小瀬村史也被告(38)=懲戒免職=の公判が3月18日、名古屋地裁で開かれた。被告は校内での女児へのわいせつ行為や盗撮といった追起訴内容について、いずれも「間違いありません」と全面的に認めた。
「発疹確認」と偽り体育倉庫に女児を連れ込み
検察の冒頭陳述によると、被告が担任していた当時7~8歳の女児は、寒い時期に発疹が出るため体育の授業を見学すると申し出ていた。このことをきっかけに2人で話す機会が増え、被告は「発疹を確認する」という理由を口実に、女児を体育倉庫に連れ込んだ。
倉庫内では、女児の下半身を触るなどのわいせつ行為を行い、さらに被告自身の陰部を触らせる行為も繰り返した。これらの行為は教室でも継続的に行われ、女児は長期にわたって被害を受け続けていた。
盗撮画像をSNSグループで共有 複数の女児が被害に
起訴状の内容では、被告は2024年9月から2025年6月にかけて、女児に対するわいせつな行為を動画で撮影。さらに2025年1月から5月の期間には、教室内で女児13人の下着姿などを盗撮し、これらの画像や動画を交流サイト(SNS)のグループチャットで共有していたとされる。
被害は単独の女児に留まらず、複数の児童に及んでいた。被告は他にも女児2人への不同意わいせつ罪のほか、女児3人のリコーダーに体液を付けたとして器物損壊罪などにも問われている。
教員グループによる組織的な犯行の実態
この事件は単独の犯行ではなく、教員グループによる組織的な盗撮画像共有事件の一環として発覚した。被告は他の教員らと共に、児童のプライバシーを侵害する行為を日常化させ、撮影した画像をSNS上で交換していた。
教育現場における信頼関係を悪用した犯行は、学校の安全管理体制の重大な欠陥を浮き彫りにした。保護者や地域社会からは、再発防止策の徹底を求める声が強まっている。
名古屋地裁での公判は今後も継続され、被告の量刑や事件の全容解明が注目される。教育関係者による児童への性的虐待事件として、社会に大きな衝撃を与えている。



