二・二六事件90年、松尾大佐しのぶ献花祭 福井市で今も継続
二・二六事件90年、松尾大佐しのぶ献花祭 福井市で継続

社会 話題 松尾大佐しのぶ献花祭、今も 二・二六、首相の身代わりで犠牲 2026年4月24日 15時46分 (4月24日 18時15分更新)

福井市で、松尾伝蔵大佐をしのぶ献花祭が3月に行われた。1936年の二・二六事件から90年が経過した今も、岡田啓介首相と間違われて命を落とした松尾大佐(享年63)を追悼するこの行事は続いている。大佐のひ孫にあたる松尾沢子さん(54)は、「語り継いでいただき、感謝の気持ちに尽きる」と述べた。

松尾大佐の生涯と事件の背景

松尾大佐は陸軍出身で、事件前の1934年に首相に就任した義兄の岡田氏の秘書となった。ボディーガード役を務め、髪形やひげなどを岡田氏に似せ、「総理(首相)が死ぬ前に俺が死ぬ」と語っていた逸話が残る。1936年2月26日、首相官邸を襲撃した反乱軍に岡田氏と誤認され、射殺された。岡田氏はその後、官邸から無事脱出した。

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人柄と地域への貢献

「頑固だが、いつも周りのために行動していた」と、沢子さんら遺族は大佐の人柄を伝えている。首相秘書になる前は福井市議などを務め、郷土史によると、事件後に市内で営まれた大佐の葬儀には約2万人が参列した。

献花祭の継続

献花祭は1982年以降、悪天候の場合を除き、毎年福井市で開かれている。この行事は地域の歴史を伝える重要な機会となっている。

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