静岡県磐田市で5月下旬、障害児が通う「放課後等デイサービス」を利用中だった6歳の男児が、屋外活動で訪れた公園近くの川で溺れ、死亡していたことが12日、関係者への取材で分かった。男児は職員が目を離した隙に川の方へ行った可能性があるといい、県警は業務上過失致死容疑を視野に、運営会社の安全管理に問題がなかったか調べている。
事件の経緯
県や消防などによると、5月26日夕方、川に沈んでいる男児を近隣住民が発見し、119番通報した。当時、男児を含む子ども約10人と職員4人が、屋外活動で同市の公園を訪れていた。捜査関係者によると、男児の死因は溺死だった。
職員は活動中、一時的に男児から目を離したとみられ、その間に男児が公園から離れ、近くの川に落ちた可能性が高い。県警は現場の状況や職員の行動を詳しく調べている。
安全管理の課題
放課後等デイサービスは障害児を対象とし、個別の支援計画に基づいて活動を行う。今回の事故では、職員の人員配置や監視体制、危険箇所の把握など、安全管理の徹底が求められる。専門家は「障害児の特性を考慮したリスク管理が必要」と指摘する。
運営会社は事故後、利用者への説明や謝罪を行ったとみられるが、県警の捜査が進む中、再発防止策が問われている。



