宅配ボックス窃盗で38歳逮捕、不在票抜き取り暗証番号入力か 福岡で被害総額21万円
宅配ボックス窃盗で38歳逮捕、不在票抜き取り暗証番号入力か

宅配ボックスから繰り返し荷物を盗んだ疑いで38歳男性を逮捕

福岡県警早良署は2月12日、宅配ボックスから荷物を繰り返し盗んだとして、福岡市早良区に住むアルバイトの男性(38歳)を窃盗容疑で逮捕しました。同署は、この男性が昨年3月から8月にかけて、福岡市内の複数のマンションにある宅配ボックスなどから衣類や体重計、シャンプーなどを盗んだ疑いがあると発表しています。

不在連絡票を抜き取り暗証番号を入力か

早良署の調査によると、男性は郵便受けから不在連絡票を抜き取り、記載された暗証番号を入力して宅配ボックスを開け、窃盗を繰り返したとみられています。この手口により、計10件の窃盗事件が発生し、被害総額は約21万円に上るとされています。男性は「生活が苦しく、盗んだ品物を売って金に換えていた」と容疑を認めているとのことです。

同署は昨年8月にも、この男性を窃盗容疑で逮捕しており、今回の逮捕は継続的な捜査の一環となります。関係先からは、衣類やスマートフォンのケース、書籍など、盗品とみられる証拠品約200点を押収しました。これらの品物は、被害者からの申告と照合が進められています。

宅配ボックスのセキュリティ対策が課題に

この事件は、宅配ボックスを利用した荷物の受け取りが普及する中で、セキュリティ対策の重要性を浮き彫りにしています。不在連絡票に記載された暗証番号を悪用する手口は、利用者にとって予想外の脆弱性を突いたもので、防犯意識の向上が求められる事例となりました。

早良署は、同様の被害を防ぐため、住民に対して不在連絡票の適切な管理や、暗証番号の取り扱いに注意を呼びかけています。また、宅配業者との連携を強化し、セキュリティ対策の見直しを進める方針を示しました。この事件を機に、地域全体で防犯対策の再点検が進むことが期待されます。