静岡・富士宮市の養豚場で豚熱感染確認、約2930頭を殺処分へ
静岡・富士宮市の養豚場で豚熱、2930頭殺処分

静岡県は5日、富士宮市の養豚場で豚熱(CSF)の感染が確認されたと発表した。この養豚場で飼育されている約2930頭の豚を殺処分する方針だ。人への感染は起こらないとして、県は冷静な対応を求めている。

発見の経緯と検査結果

県によると、4日午前8時ごろ、養豚場から「前日に死んだ子豚がおり、4日にその数が増えてしまった」と東部家畜保健衛生所に通報があった。県が遺伝子検査を実施したところ陽性が判明し、5日に国が豚熱と確定診断した。

死亡した子豚の中には、まだ離乳しておらずワクチンを接種していない個体も含まれていた。また、ワクチン接種済みの子豚でも、抗体が十分に形成される前だった可能性があるという。感染経路は現時点では不明とされている。

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防疫措置の内容

県は5日夜から防疫措置を開始した。感染リスクの高い豚から順次殺処分し、養豚場の敷地内に埋める。農場内の清掃や消毒などの作業を含め、10日以内の完了を目指している。県内で飼育されている豚はワクチン接種済みのため、移動制限は行われない。

県内での過去の事例

静岡県内では今年3月、富士宮市の別の養豚場で35年ぶりに豚熱の感染が確認され、関連する養豚場を含めて約2300頭が殺処分された。今回の感染確認は、国内では今年4例目となる。

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