国際園芸博覧会まで1年、ゆずが公式アンバサダーに就任し期待高まる
2026年3月19日、国際園芸博覧会(GREEN×EXPO)の開幕までちょうど1年となる節目を迎え、博覧会協会は東京都千代田区で記者発表会を開催しました。この席で、横浜出身の人気デュオ「ゆず」の公式アンバサダー就任が発表され、会場を彩る花と緑1000万株を中心とした詳細な計画が明らかになりました。
ゆずのアンバサダー就任とコラボレーションソング制作
新たな公式アンバサダーとして、ゆずの北川悠仁さんと岩沢厚治さんが就任しました。発表会では、今月1日に会場でユズの木を植樹した映像が流れ、2人が博覧会のために「コラボレーションソング」を制作することが決定しました。北川さんは「2027年はデビュー30周年の記念の年で、不思議な縁を感じています。木や花の美しさ、優しさと、力強さも表現したい」と意気込みを語りました。すでに俳優の芦田愛菜さんもアンバサダーを務めており、多彩な顔ぶれが期待を集めています。
会場の詳細と企業・団体の出展内容
園芸博は、横浜市瀬谷区と旭区にまたがる米軍施設跡地の約100ヘクタールで開催されます。会場は庭園や造園技術を披露する三つのゾーンと、企業などが展示会場を設ける五つのエリア「ビレッジ」から構成され、1000万株の花や緑で彩られる予定です。協会は有料来場者1000万人以上を目標に掲げています。
この日は、ビレッジ出展12社のうち、未発表だった4社や飲食店などを提供するテーマ営業出店4社の内容が公表されました。例えば、キッズビレッジの清水建設は、子供が「見て・触れて・つくる」を通じて地球環境を学べる体験の場を出展します。テーマ営業出店の明治グループは、スナック菓子「カール」の「カールおじさん」の顔が印象的な建物のイメージ図を公開し、食を通じて国産農作物の魅力に触れる時間を提供します。また、沖縄県の「沖縄美ら海水族館」は、花と緑でジンベイザメやイルカなどの生きものを表現する計画です。
協賛企業の取り組みと新たな参加企業
協賛企業の具体的な内容も発表されました。大成建設は、丘状の木造展望テラス「TAISEI GREEN TERRACE(仮称)」のイメージを公表し、約90メートルのスロープや展望エリアを設けて会場内を一望できるランドマークを目指します。資材は閉幕後に地域貢献に用いるなど、環境配慮にも取り組んでいます。
さらに、テーマ館やにぎわい創出のプロジェクトに、新たに日本生命保険、ピエクレックス、サントリーの3社が大型協賛として参加することが発表され、博覧会の規模と質の向上が期待されます。
チケット販売開始と来場者への呼びかけ
博覧会協会は同日、前売りチケットの販売を開始しました。公式サイトや旅行会社の窓口などで購入でき、「1日券」は18歳以上の大人が4900円(開幕後は5500円)です。また、会期中に何度も入場できる「通期パス」(大人2万8000円)や、7月1日から8月31日に何度でも入場可能な「夏パス」(同1万2000円)も用意されていますが、前売り価格の設定はありません。原則として電子チケットですが、横浜市や東京都内の店舗では紙のチケットも取り扱われ、4月中旬にはストラップ付きの記念チケットが販売される予定です。来場日時の予約は、今年秋頃から受け付けるとされています。
記者発表会で、協会の筒井義信会長は「開幕までいよいよ1年となりました。2027年3月に花と緑で彩られた魅力的な会場で、多くの方を笑顔でお迎えしたい」と力を込めて語り、博覧会への期待を高めました。



