大規模災害時の要配慮者支援を調整「かごしま災害福祉支援センター」開設
要配慮者支援調整の「かごしま災害福祉支援センター」開設

大規模災害時に高齢者や障害者など、特に配慮が必要な人々への支援を円滑に進めるための調整機関「かごしま災害福祉支援センター」が、鹿児島市の鹿児島県社会福祉センター内に開設されました。この支援センターは、鹿児島県社会福祉協議会が運営を担当し、災害時の福祉支援をより効果的に行うことを目的としています。全国では18番目の開所となります。

開設の背景と目的

鹿児島県社会福祉協議会によると、これまで大規模災害が発生した際、高齢者や障害者などの要配慮者が一般の避難所に避難しても、福祉の専門職が不在だったために適切な支援を受けられないケースがありました。そのため、福祉支援体制の強化が求められていました。県内でも、昨夏の記録的な大雨災害をきっかけに、県社会福祉協議会と県が協力して同センターの設置を検討してきました。

センターの体制と役割

同センターには、専任のコーディネーター1人と、県社会福祉協議会の業務を兼任する3人のスタッフが配置されています。災害時には、福祉の専門職や実務経験者で構成される災害派遣福祉チーム(DWAT)の派遣や調整、さらに市町村社会福祉協議会が設置するボランティアセンターへの要配慮者情報の引き継ぎを行い、運営を支援します。

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平時の活動

平常時には、行政や関係機関などとのネットワーク構築や、DWATなどの人材育成のための研修も実施します。これにより、災害発生時に迅速かつ的確な支援が行える体制を整えます。

開設式の様子

1日、支援センターの除幕式が行われ、県社会福祉協議会の吉見昭文常務理事と県保健福祉部の大小田敦次長が看板をお披露目しました。吉見常務理事は「DWATとボランティアセンターを一体的に運営し、被災者に支援が的確かつ迅速に届けられるよう努めたい」と抱負を語りました。

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