福島県川俣町山木屋地区に特化した100%地元産の納豆「山木屋三匹獅子 ゆめ納豆」が、27日から販売を開始する。この納豆は、同地区で納豆製造を手がける山乃屋の影山一也さん(43)と、大豆生産を担当した土井鮎太さん(48)が中心となり、地域住民の協力を得て実現した。
地元大豆へのこだわり
昨年、土井さんは地域住民と連携し、山木屋地区の20アールの畑で約230キロの大豆を生産。影山さんと共に商品開発を進め、約1万食分の納豆を製造した。27日からは、同地区の復興拠点商業施設「とんやの郷」の店頭に並ぶ予定だ。
商品名の由来
商品名は、地区内にある八坂神社で、大中小3匹の獅子舞が踊りを奉納する伝統文化にちなんで命名された。この納豆には、さまざまなサイズの粒が含まれており、食べ応えと風味の違いを楽しめる。
影山さんは「山木屋の大豆で納豆を作るという夢がかなった」と喜びを語る。土井さんも「販売までこぎ着けることができてうれしい。川俣一丸で生産できた納豆だ」と述べ、地元の結束を強調した。
販売詳細と今後の展開
23日には、影山さんと土井さんが町役場を訪れ、藤原一二町長に商品を披露した。商品は2パック入りで250円。当面は「とんやの郷」で販売されるが、道の駅かわまたや福島市のコラッセふくしまでも販売を検討している。
この取り組みは、地域の復興と農業活性化の一環として注目されている。



