ミラノ五輪ショートトラック、宮田将吾が2位フィニッシュも走行妨害で失格
ミラノ五輪ショートトラック、宮田将吾が2位も失格 (15.02.2026)

ミラノ五輪ショートトラック、宮田将吾が2位フィニッシュも走行妨害で失格

ミラノ・コルティナオリンピックは14日、スピードスケートのショートトラック競技が行われ、男子1500メートルで日本勢が苦戦を強いられた。特に、メダル候補と目されていた宮田将吾選手(日本通運)が、準決勝で2位でゴールしたものの、レース後の判定により走行妨害で失格となるという衝撃的な結果となった。

宮田将吾、まさかの失格でメダル獲得ならず

宮田選手は、世界ランキング3位の実力を持ち、この種目でのメダル獲得が期待されていた。準決勝では、序盤は後方に位置し、スピードが落ちてきた選手をかわしていくという作戦通りにレースを進め、見事に2番目でフィニッシュした。しかし、レース中に中国選手との接触が走行妨害と判定され、失格処分が下された。

レース後、宮田選手は「接触と判定される距離にいたのは自分なので、受け止めたい」とコメントし、悔しさをにじませた。この判定により、メダル獲得のチャンスは一瞬で消え去り、日本チームにとって大きな痛手となった。

日本勢、女子リレーでも苦戦が続く

一方、女子3000メートルリレー予選では、日本チーム(平井亜実、中島未莉、金井、長森)が2組4着に終わり、決勝進出を逃した。スタート直後から韓国やカナダなどの強豪国についていけず、完敗の様相を呈した。

平井選手は「チャンスを作ることすらできなかった」と語り、中島選手も「最初からハイスピードの展開だったが、海外勢はそこからまた一段階上げてきた。力不足だった」と神妙に振り返った。今季のワールドツアーでは手応えをつかんでいたものの、オリンピックの舞台では改めて世界との差を痛感する結果となった。

その他の日本選手の結果

男子1500メートルでは、渡辺啓太選手(阪南大職)が12位、吉永一貴選手(トヨタ自動車)は予選敗退に終わった。また、女子1000メートルでは、平井亜実選手、渡辺碧選手、中島未莉選手(いずれもトヨタ自動車)が予選で敗退するなど、日本勢全体が苦しい戦いを強いられている。

ミラノ・コルティナオリンピックはまだ序盤戦が続いており、日本チームは今後の種目で巻き返しを図ることが期待される。しかし、今回のショートトラックでの失格や敗退は、選手たちにとって厳しい現実を突きつけるものとなった。