横浜家庭裁判所長に任介辰哉氏が就任、「期待に応えられるよう尽力」と決意表明
横浜家裁所長に任介辰哉氏、記者会見で決意表明

横浜家庭裁判所長に任介辰哉氏が就任、記者会見で決意表明

横浜家庭裁判所長に3月30日付で就任した任介辰哉(とうすけたつや)氏(61)が20日、横浜市内で記者会見を開きました。新たな職務に臨むにあたり、所長としての強い決意と抱負を明らかにしました。

「信頼され、期待に応えられるよう力を尽くす」

任氏は記者会見の席上、初めての横浜での勤務となることについて触れながら、「所長として、より信頼され、より期待に応えられるよう力を尽くしたい」と力強く語りました。この言葉には、地域社会からの信頼獲得と、司法機関としての責任を果たすという強い意志が込められています。

徳島県出身の任氏は、一橋大学法学部を卒業後、1990年に東京地方裁判所判事補としてキャリアをスタートさせました。その後、東京高等裁判所判事や金沢地方裁判所・家庭裁判所所長など、多様な役職を歴任してきました。こうした豊富な経験が、新たなポストでの活躍に期待を抱かせます。

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改正民法施行と司法デジタル化への対応

会見では、4月1日に施行された改正民法によって導入された新制度についても言及がありました。離婚後も父母が共に親権を持つ「共同親権」が選択可能となったことについて、任氏は「いろいろと準備をすることもたくさんある」と述べ、制度の円滑な運用に向けた取り組みの重要性を強調しました。

さらに、司法手続きのデジタル化が急速に進展している現状にも触れ、これらの新しい動きに対応するため、職員と一丸となって準備を進めていく姿勢を示しました。デジタル化は効率性を高める一方で、適切な運用が求められる課題でもあります。

「事案に応じた満足度の高い解決を目指す」

任氏は今後の方針として、「職員と一緒になって、一つ一つの事件に真摯に向き合い、事案に応じた満足度の高い運用、解決を目指していきたい」と語りました。この発言は、個々の事件の特性を尊重し、当事者にとって納得のいく解決を追求するという、家庭裁判所の基本的な使命を改めて確認するものです。

家庭裁判所は、離婚や親権、相続など、人々の生活に密接に関わる紛争を扱う場です。任氏のリーダーシップの下、横浜家庭裁判所が地域住民の信頼に応え、より良い司法サービスを提供することが期待されます。新たな制度や技術の変化に対応しながら、公正で迅速な手続きを実現することが求められています。

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