維新、吉村洋文代表の続投を正式決定 代表選実施には反対多数、高市政権との閣内協力に異論なし
維新・吉村代表続投決定 代表選反対多数、閣内協力に異論なし

維新が吉村洋文代表の続投を正式決定 代表選実施には反対多数で否決

日本維新の会は2026年2月15日、大阪市中央区で開催された役員会において、吉村洋文代表(大阪府知事)の続投を正式に決定しました。この決定は、党規約に基づき大型選挙後に実施される代表選の是非をめぐる電子投票の結果を受けたものです。

代表選実施の電子投票で反対票が圧倒的多数に

維新の所属議員や首長らを対象に行われた電子投票では、代表選を実施しない「反対」票が619票を記録し、実施を求める「賛成」票102票を大きく上回りました。この結果を受け、党役員会は吉村代表の続投を正式に承認しました。

吉村代表はこれまで、代表選が実施された場合には「不信任」を意味するとして退任する意向を示していました。今回の投票結果により、そのような事態は回避されることになりました。

衆院選結果と今後の政治課題

維新は直近の衆院選において、公示前より2議席多い36議席を獲得しましたが、目標としていた38議席には届きませんでした。この選挙結果が代表選をめぐる議論の背景にあったと見られています。

役員会では、今秋以降に想定される内閣改造を踏まえ、高市早苗首相(自民党総裁)から維新側に対して閣内協力の打診があったことが報告されました。出席者からはこの打診に対する異論はなく、維新として協力する意向が確認されました。

高市政権との連携と維新の独自性

高市首相は憲政史上初の女性首相として就任し、維新との連立政権をスタートさせています。今回の閣内協力打診は、この連立関係をさらに強化する動きとして注目されます。

一方で、維新は連立パートナーとしての立場を維持しつつも、独自の政策主張をどのように展開していくかが今後の課題となります。吉村代表は過去に「連立パートナーだが厳しい戦い」と発言しており、党としての独自色を失わないバランスが求められる状況です。

今回の続投決定により、吉村代表の下で維新がどのような政治路線を描いていくのか、今後の動向が注目されます。特に高市政権との関係性や、次期衆院選に向けた戦略構築が重要な焦点となるでしょう。