国「真ん中投げた」佐賀県「かなり高め」 新幹線ルート巡り見解の相違
国「真ん中投げた」佐賀県「かなり高め」 新幹線で見解相違

国土交通省と佐賀県の間で、九州新幹線西九州ルートの整備をめぐる議論が野球のボールに例えられ、両者の見解にずれが生じている。国交省の水嶋智事務次官は先月16日、佐賀県の山口祥義知事との意見交換後、報道陣に対し「決してビーンボールを投げたつもりはない。ストライクゾーンで真ん中のストレートを投げた」と述べた。これに対し、山口知事は24日の定例記者会見で「私から見るとかなり高めだった。だが、バットに当ててとりあえず打ち返したつもりだ」と反論し、県にとって対応が難しい提案だったことを示唆した。

意見交換の経緯

国交省と佐賀県は昨秋から、整備方式が未定の九州新幹線西九州ルート(武雄温泉―新鳥栖間)について非公開で意見交換を重ねている。国は佐賀駅を通るフル規格での整備を主張する一方、県は多額の財政負担などを理由に慎重な姿勢を崩していない。水嶋次官は16日の面会後、ルートを特定しない形での環境影響評価(アセスメント)の実施を提案したと説明している。

山口知事の見解

山口知事は24日の会見で、面会後も水嶋次官と電話で話し合ったことを明らかにし、「もうちょっと真ん中にしませんかという話をしている」と述べた。しかし、具体的な意見交換の内容には踏み込まず、「今回の議論はまだ始まったばかりなので見守ってほしい」と語るにとどめた。

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このやり取りは、新幹線整備をめぐる国と地方の認識の違いを浮き彫りにしている。今後も両者の協議が続く見通しで、今後の進展が注目される。

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