高市首相、ベトナム・フン首相と会談 経済安全保障での協力強化を確認
高市首相、ベトナム首相と会談 経済安保協力強化

ベトナムを訪問中の高市早苗首相は2日午前(日本時間同日午後)、レ・ミン・フン首相と首都ハノイで会談し、エネルギーや重要鉱物の確保など経済安全保障の協力強化を確認する共同文書を発表した。中東情勢の悪化や中国による経済的威圧などを踏まえ、供給網の安定化や多角化を進める狙いがある。

会談の冒頭、高市首相は「サプライチェーン(供給網)の重要拠点として力強い成長を続けるベトナムとの関係を極めて重視している」との考えを示した。そのうえで「包括的戦略的パートナーシップを一層強化し、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現と進化に向け連携し、地域をさらに強く豊かにしていきたい」と述べた。

フン首相は「共通の関心分野において、包括的な戦略的パートナーシップをより深く実質的なものとし、強化するための具体的な方策について議論したい」と語った。

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会談後に発表された共同文書では、両首脳が経済安全保障分野での協力強化に合意した。具体的には、レアアースやリチウムなどの重要鉱物の安定供給や、エネルギー分野での協力、サプライチェーンの強靭化などが盛り込まれた。また、デジタル経済やサイバーセキュリティでの連携にも言及された。

高市首相は今回のベトナム訪問を通じて、日越関係をさらに深化させるとともに、地域の平和と繁栄に向けた連携を強化する方針だ。両国は2023年に包括的戦略的パートナーシップに格上げしており、今回の会談はその具体化を進めるものと位置づけられる。

一方、フン首相はベトナムの経済発展における日本の役割を高く評価し、今後の協力拡大に期待を示した。両首脳は、地域の安全保障環境が厳しさを増す中、法の支配に基づく国際秩序の重要性で一致した。

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