ブラジルメディアは4日、ルラ大統領が6日から米国を訪問し、7日にワシントンでトランプ大統領と会談すると報じた。中東情勢などで意見が対立する両氏が歩み寄りを見せ、両国の関係改善につながるかどうかが注目される。
首脳会談の議題
首脳会談では関税やレアメタル(希少金属)の扱いといった経済問題をはじめ、ベネズエラや中東情勢、国際的な組織犯罪への対応など、幅広く議論される見込みだ。両首脳はこれまで電話や対面での会談を通じて緊張を徐々に緩和してきた経緯がある。
両国関係の背景
トランプ氏は昨年、自身に近いブラジルの右派ボルソナロ前大統領の裁判を「政治的迫害」として、左派ルラ政権への圧力を強化。これにより両国の関係が悪化したが、最近では対話を通じて緊張緩和が進んでいる。今回の会談で具体的な成果が得られるかが焦点となる。
ブラジルと米国は伝統的に経済・安全保障で協力関係にあるが、近年は政治的な隔たりが目立っていた。ルラ大統領の訪米が両国関係の新たな局面を開く可能性がある。



