トヨタ、2025年度世界販売が過去最高を記録
トヨタ自動車が2026年4月27日に発表した2025年度(2025年4月~2026年3月)の世界販売台数は、前年度比2.0%増の1047万7325台となり、2年ぶりに過去最高を更新しました。トランプ米政権による関税政策の逆風に直面しながらも、北米を中心にハイブリッド車(HV)の販売が好調に推移したことが主な要因です。
地域別の販売動向
海外販売は2.7%増の900万2666台と過去最高を記録。特に米国では7.7%増の251万7221台と大幅に伸び、主力車種「カローラ」やセダン「カムリ」の需要が堅調でした。一方、中国では厳しい競争環境が続き、1.4%減の176万3638台。日本国内も2.0%減の147万4659台となりました。
電動車の販売も好調
車種別では、電気自動車(EV)やHVを含む電動車全体の販売が6.5%増の503万9522台と過去最高を達成。HVの好調が全体を押し上げました。
生産とリスク要因
世界生産も2.2%増の989万2822台と2年ぶりに増加しました。しかし、中東情勢の悪化により、日本から中東への輸出は3月に前年同月比46.4%減の1万7122台とほぼ半減。ホルムズ海峡の事実上の封鎖による物流停滞が、今後の販売や生産にリスクをもたらす可能性があります。



