24日のニューヨーク・マーカンタイル取引所において、原油先物相場は5営業日ぶりに反落しました。指標となる米国産標準油種(WTI)の6月渡しは、前日比1.45ドル安の1バレル=94.40ドルで取引を終えています。
供給不安の後退
米国とイランの戦闘終結に向けた協議再開への期待感が高まり、供給不安が後退したことで売り注文が優勢となりました。トランプ米大統領は、イランとの再協議に向けて、ウィットコフ和平交渉担当特使と娘婿のクシュナー氏を仲介国であるパキスタンに派遣する方針を伝えています。
また、イラン側が米国の要求を満たす提案を検討しているとの見方もあり、市場では供給不安が和らいだとの認識が広がりました。
ホルムズ海峡の混乱は継続
一方で、ホルムズ海峡の通航は依然として低水準にとどまっており、事実上制限された状態が続いています。エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡を巡る混乱は解消しておらず、市場では供給リスクがなお残るとの見方も出ています。



