為替介入示唆で円急騰、1ドル156円台に 財務相「断固たる措置」
為替介入示唆で円急騰、1ドル156円台に

30日夜の外国為替市場で、対ドル円相場が4円超も円高に振れ、一時1ドル=156円台前半まで急騰した。この日は東京市場で一時160円70銭台をつけ、約1年9カ月ぶりの円安ドル高水準に達していたが、財務省幹部による為替介入を示唆する発言を契機に、円買い・ドル売りの動きが急速に強まった。

財務相が「断固たる措置」を示唆

片山さつき財務相は30日夕、記者団に対し「断固たる措置をとるタイミングが近づいている」と述べ、政府・日銀による円買い・ドル売りの為替介入に踏み切る可能性を示唆した。これにより市場は牽制され、円高が加速した。

また、財務省の三村淳財務官も取材に応じ、「非常に投機的な動きが高まっている」と指摘し、「これは最後の退避勧告」と述べ、市場に警告を発した。

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市場の反応と今後の見通し

市場関係者の間では、今回の急激な円高は介入への警戒感が強まった結果と見られている。一方で、円安基調が続く中での一時的な動きとの見方もあり、今後の政府・日銀の対応が注目される。

長期金利も上昇傾向にあり、2.535%と29年ぶりの高水準を記録。中東情勢の緊迫化など地政学的リスクも重なり、為替相場は不安定な動きを続けている。

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