米AI新興アンソロピック、4兆円超の巨額資金調達で企業価値58兆円に急成長
米AI新興が4兆円調達、企業価値58兆円でトヨタ並みに

【ニューヨーク共同】対話型生成人工知能(AI)「クロード」を開発する米国の新興企業アンソロピックは、2月12日、大規模な資金調達を実施したと正式に発表しました。同社は、米半導体大手のエヌビディアやIT大手のマイクロソフトを含む多数の投資家から、総額300億ドル(日本円で約4兆6千億円)の出資を受けたことを明らかにしました。

企業価値が急騰、トヨタ自動車と同等の規模に

この巨額の資金調達により、アンソロピックの企業価値の評価額は3800億ドル(約58兆円)に達しました。この数字は、日本の自動車メーカーであるトヨタ自動車の時価総額に匹敵する非常に大きな規模となっています。AI分野における同社の急速な成長と将来への期待が、このような高い評価につながったと見られています。

競合から独立して創業、売上高も急拡大

アンソロピックは、競合である米国の新興企業オープンAIから独立したメンバーらによって、2021年に創業されました。同社が開発するAI技術は、高度なプログラミング能力や事務作業の自動化ツールとして、多くの企業から高い支持を得ています。その結果、年換算した売上高は140億ドルに達し、急成長を続けています。

調達資金の使途と今後の展開

今回調達した300億ドルの資金は、主に製品開発の強化とインフラの拡充に充てられる予定です。これにより、AI技術のさらなる進化やサービス提供の拡大が期待されています。アンソロピックは、この資金を活用して、競争力の高いAIソリューションを継続的に開発し、市場での地位を固めていく方針です。

世界的なAI技術の需要が高まる中、アンソロピックの今回の資金調達は、同分野における投資の活発化を示す重要な事例となりました。今後も、同社の動向が業界全体に与える影響に注目が集まっています。