パナソニック、AI活用で月20万時間の業務削減を実現 従業員の6割超が生成AIを利用
パナソニック、AIで月20万時間業務削減 従業員6割超が活用

パナソニック、AI導入で月20万時間の業務削減を達成 従業員の6割超が生成AIを活用

パナソニックホールディングスは3月12日、人工知能(AI)を活用した業務支援サービスの本格的な導入により、1カ月当たり20万時間分の業務削減効果が得られていることを明らかにしました。グループ全体では、従業員の6割を超える人々が生成AIを日常業務で積極的に活用しており、業務効率化が着実に進展しているとしています。

デジタル化とAI活用で業務プロセスを変革

玉置肇副社長をはじめとする幹部陣は、報道陣に対してデジタル化やAI活用を含む業務プロセス変革の現状について詳細な説明を行いました。パナソニックHDは2023年4月、対話型AI「チャットGPT」を基盤とした社内専用のAIサービスを導入し、中国を除く国内外の従業員が幅広い業務で利用を開始しています。

具体的な活用例としては、以下のような分野が挙げられています:

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  • 資料案の作成支援
  • 多言語翻訳の効率化
  • プログラミング作業のサポート

物流効率化にも注力 首都圏拠点の統合を計画

さらに、同社は物流分野における効率化の取り組みについても言及しました。首都圏の物流拠点の統合を積極的に推進する方針を明らかにし、サプライチェーンの最適化を通じたコスト削減と環境負荷の低減を目指すとしています。この統合計画は、AIを活用した需要予測やルート最適化とも連動しており、総合的な業務改革の一環として位置付けられています。

パナソニックのAI導入戦略は、単なる技術の導入にとどまらず、組織全体の働き方そのものを変革することを目的としています。月20万時間という膨大な業務時間の削減は、従業員がより創造的で付加価値の高い業務に集中できる環境を整備する基盤となっています。

今後も同社は、AI技術の進化に合わせてサービスを継続的にアップデートし、グローバルな競争力を強化していく方針です。この取り組みは、日本の製造業におけるデジタルトランスフォーメーションの先進的な事例として、業界全体に大きな影響を与えることが期待されています。

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