木原稔官房長官は28日の記者会見で、米新興企業アンソロピックが開発した最新の人工知能(AI)「クロード・ミュトス」をはじめとする先端AIの悪用防止について、「政府全体で早急に対応を進めていく」との方針を明らかにした。
新たな脅威への認識
木原氏は、AIがサイバー攻撃に悪用されることで、「攻撃のスピードや規模が劇的に拡大するなど、これまでにない脅威に直面している」と指摘。特に金融などの重要インフラを担う企業に対して、必要なセキュリティ対策を促す考えを示した。
官民連携の枠組み
AI対策を巡っては、24日に片山さつき金融担当相と大手金融機関による会合が開催された。今後は官民でセキュリティ強化を議論するための新たな枠組みを設置する予定だ。政府は先端AIのリスクを総合的に評価し、実効性のある対策を急ぐ方針である。



