パークシャテクノロジー(東京)と東京大学、そして米国の新興企業アンソロピックは4日、国内における生成人工知能(AI)の影響を分析する共同プロジェクトを開始すると発表した。この取り組みでは、AIの活用状況や他国との比較など、企業の経営判断や教育現場で役立つ指標を開発する。指標は四半期ごとに公表される予定で、第1弾は今年秋にもまとめられる見通しだ。
協業の詳細と役割分担
指標の作成には、アンソロピックが保有する利用者の匿名データが活用される。このデータを基に、AI研究の第一人者として知られる東京大学大学院の松尾豊教授の研究室が、日本の国内統計資料と掛け合わせて分析を行う。一方、パークシャテクノロジーは産業界からの知見提供や、指標の普及拡大を担当する。
指標の公開と活用目的
開発される指標は無償で公表される予定だ。これにより、企業は投資判断や組織設計の際に参考にでき、教育機関ではカリキュラム策定の際に活用できるようになる。関係者は、この指標が日本の生成AI活用の現状を把握し、国際競争力を高める一助となることを期待している。
- アンソロピック:匿名データ提供
- 東京大学松尾研究室:統計分析
- パークシャテクノロジー:産業知見提供と普及
この協業は、国内の生成AI分野における産学連携の新たなモデルケースとして注目されている。



