セガ元社長の佐藤秀樹氏が死去 セガサターンやドリームキャスト開発の功績
セガ元社長の佐藤秀樹氏が死去 ゲーム機開発に貢献

セガ元社長の佐藤秀樹氏が死去 家庭用ゲーム機開発の第一人者

セガの元社長である佐藤秀樹氏(さとう・ひでき)が2月13日に死去した。75歳だった。佐藤氏は1971年にセガ・エンタープライゼス(現セガ)に入社し、同社の家庭用ゲーム機開発の中心人物として活躍した後、2001年から社長、2003年から会長を務めた。

ゲーム機開発の歴史を築いた功績

佐藤氏は1983年、セガが家庭用ゲーム機市場に進出した際、開発責任者としてゲームパソコン「SC-3000」を設計した。これが同社の家庭用ゲーム機開発における第一歩となった。その後、1988年に発売された「メガドライブ」では、家庭用ゲーム機として他社に先駆けて16ビットCPUを搭載し、市場に大きな衝撃を与えた。

1994年には「セガサターン」を開発。この機種は格闘ゲーム「バーチャファイター」の人気も相まって、多くのユーザーから支持を集めた。セガサターンの名称は、太陽から6番目に位置する惑星「サターン(土星)」に由来し、セガの6番目の家庭用ゲーム機であることを示している。

ネットワーク機能を標準搭載したドリームキャスト

1998年に発売された「ドリームキャスト」は、ネットワーク機能を標準搭載した画期的なゲーム機として知られる。当時、同社専務だった湯川英一氏が「湯川専務」として出演したテレビCMが話題を呼び、高い注目を集めた。ドリームキャストは現時点でセガ最後の家庭用ゲーム機となっており、佐藤氏の開発への貢献は同社の歴史に深く刻まれている。

2001年3月には、大川功会長兼社長の死去を受けて後任の社長に就任。佐藤氏はセガのすべての家庭用ゲーム機開発に携わり、日本のゲーム産業の発展に大きく寄与した。

セガのゲーム機開発の歩み

  • 1983年:家庭用ゲーム機第1号「SG-1000」発売(SGは「SEGA GAME」の略)
  • 1988年:16ビットCPU搭載の「メガドライブ」発売
  • 1994年:格闘ゲーム人気とともに「セガサターン」発売
  • 1998年:ネットワーク機能標準搭載の「ドリームキャスト」発売

佐藤秀樹氏の死去は、ゲーム業界に大きな損失をもたらした。彼の功績は、セガの家庭用ゲーム機を通じて、多くのユーザーに楽しい時間を提供し続けている。