荒川ナッシュ医、ベネチア・ビエンナーレで子育てテーマの参加型作品を発表
荒川ナッシュ医、ベネチア・ビエンナーレで子育てテーマ作品

第61回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展が、5月9日にイタリアで開幕します。120年以上の歴史を誇るこの展覧会には、約90カ国が自国を代表する作家の先鋭的な作品を展示します。日本代表として参加するのは、いわき市出身で現在米国在住の前衛芸術家、荒川ナッシュ医さん(48)です。

子育てを題材にした参加型作品

荒川さんは、自身の子育て経験を基にした観客参加型の作品を発表します。この作品を通じて、世代を超えて受け継がれる責任と希望とは何かを世界に問いかけます。制作には世界各国の作家に加え、いわき市に住む母の美和子さんも協力しています。

作品の背景

荒川さんは、双子の子どもたちを育てながら制作を進めてきました。作品には、赤ちゃん人形の服の縫製を担当した美和子さんや清水さん、渡部さんらの協力も得ています。また、2024年に国立新美術館で開かれた個展では、「LGBTQIA+ ベイビー・シャワー・イベント」というパフォーマンスを実施し、多様な家族の形をテーマにしました。

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ベネチア・ビエンナーレの意義

ベネチア・ビエンナーレは、世界で最も権威のある現代美術展の一つです。日本代表として選ばれた荒川さんは、いわき市出身のアーティストとして初めての快挙となります。作品は、子育ての喜びや苦労、そして次世代への思いを表現しており、多くの来場者の共感を呼ぶことが期待されています。

荒川さんは「子育ては個人の経験でありながら、社会全体で支えるべきもの。この作品を通じて、観客一人ひとりが自分自身の責任と希望について考えるきっかけになれば」と語っています。

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